日本三大渓谷美の一つ 国立公園寒霞渓

小豆島素麺の歴史が始まったのは、四百年あまり昔の慶長三年(1597年)のこと。 お伊勢参りに出かけた島の男性が、その製法を持ち帰り 小豆島独自のものを、造り上げました。 島の素麺が、ほかの素麺と比べて 高尚で 優雅で 味わい深い とされ全国に名を轟かせたのには、幾つかの理由があります。その1番の理由は、島特産の「ゴマ油」を使ったこと。綿実油と違い香り高い風味が自慢。 しかも、綿実油に比べて十倍以上も酸化が遅いという特性があるため、麺の上品な味わいを損ないません。 さらに、島の気候条件。雨や雪が少ない島の気候が、極上の素麺つくりにぴったりであったのは、見逃せません。そんな小豆島で育った「匠の味」ぜひ、ご賞味下さい。

小豆島は周りを海に囲まれ、海岸線から一気に駆け上がる寒霞渓を島の中心に有します。瀬戸の穏やかな気候に恵まれた小豆島ですが、冬に吹く寒霞渓からの寒風が素麺を鍛え、瀬戸の穏やかな日差しが素麺を熟成させよりおいしい素麺に仕上がります。

小豆島名物 下駄(舌平目)の干物

(3人前)まず2Lの水を沸かします。よく沸騰した時、素麺をほぐしながら「パラパラ」と、湯の中へ落とし入れます。細麺の場合で2~3分、太麺の場合で7~8分で素麺が半透明の状態になりますから、ここで ゆで加減を一度お試し下さい。ゆで過ぎぬように注意するのが一つのポイントです。ゆで上がりますと、水を張った別の容器に移し入れ、3~4回冷水を、取り替えてほぐし 素麺が冷え切った時「ざる」等に取り上げて、水切りして置き その後は、お好みにより 季節の料理を工夫してお召し上がり下さい。



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